9/11 リノ 一日目(前編)
一日目の写真はほとんどありません。理由は後述。
はっきりいって10年ぶりの海外、しかも憧れの聖地へ行くとあっては本来興奮するものですが、正直実感も無いまま成田に行ったというのが実情です。
前日まで仕事や準備に追われていたと言うのもあるかも。
空港で藤森氏と合流して手続き。ここまでは上手く行ったんですが・・・。
にわかに空が曇りだし、尋常じゃない暗さに。雷まで鳴り出しました・・・おいおい( ̄□ ̄;)!!
それに呼応するように激しい雨が搭乗直前に降り始めました。
で、飛行機の中で二時間釘付けに・・・orz
実は、搭乗前に空港を撮ろうとデジカメをいじっていたんですが、どーも写りがおかしい。この時点では設定ミスかなんかだろうと思っていたんです・・・。
やっと飛行機が動き出すと次は乱気流の絶え間ない攻撃が。あれだけ天気が悪かったんだから当然ですね。
酷い揺れの中、ウトウトしていると機内食の時間。見ていると特定の席に事前に配っています。なんだろうと思ったら宗教上の理由で特別な食事をする人たちのためなんですね。ちょうど隣がインドの人だったので分かりました。
機内食はまあそれっぽい味だったんですけど、キツかったのがデザートのチョコケーキ。死ぬほど甘い(´Д`)
映画を3本見て、うつらうつらするのを繰り返して映像が欽ちゃんの仮装大賞(笑)になった頃、やっとサンフランシスコへ。こっちは天気がよく、しばしば起こる霧も無く無事着陸。
しかし、成田での遅れがここで響いていたのです。
乗換には3時間近い余裕があったはずがもう一時間足らず。空港の混み具合によっては間に合わない可能性が出てきました。
サンフランシスコの空港をダッシュで駆け抜けたいのですが・・・ここで問題が。
実は、日本からあるデカブツを運んでいたのです。
それは10冊以上のドラゴンエイジ(´Д`) この雑誌は電話帳より厚いのですヨ・・・。
段ボール箱を抱えて走ります。幸い便の遅れが伝わっていたのと、窓口が空いていたので手続きはスムーズに。
とはいってもアメリカですので、手荷物検査では靴まで脱がないといけないし、ドラゴンエイジが入った段ボール箱はスゲー怪しまれるしでもう何がなんだか。
何とか30分前にリノ行きの搭乗口へ。そこでデジカメのトラブルが決定的になります。
成田の時点で、なぜか妙に露出オーバー気味の写真になるので変だと思っていたんですが、真昼のサンフランシスコで撮ってみて決定的になりました。
もう真っ白orz
打ちひしがれつつリノ行きの飛行機に搭乗・・・ってこのビジネスジェットみたいな小型機は何!?
10/5 リノ一日目(後編)
2〜30人乗りの小型機なんて初めてです。
観光バス程度のキャビンと、窓から見るとひどく小さく見える主翼。地方線とはいえ737クラスの機体だと思っていたのでインパクト大でした。
でも、小型だけに上昇下降がエキサイティングで結構楽しめます。窓がちょうど主翼のところだったので、フラップやスポイラーの動きが見れたのもラッキー。
リノまではわずか一時間足らず。眼下の人工的な町並みを眺めて景色が山の中になったところで着陸です。着陸コースがちょうどステッド飛行場(リノの空港とは別)の周りを一周するコースになっていて、いままで写真でしか知らなかったステッドの地形を確認できたのは収穫。
リノの空港は、ロビーにスロットマシンがおいてある分かりやすいつくり(^^
リノは本来小ラスベガスとも言うべきギャンブルで成り立っている観光都市なのです。だから、飛行機から降りるのも余生をエンジョイしようと言うご老人が圧倒的に多い。
レンタカーを借りて道路に飛び出すと早速違和感が(^^
アメリカは右側通行なんですね。
信号のデザインも日本とは違う(しかもいっぱい並んでたりする)ので、目がその違和感に慣れないうちは不思議な気分です。
あと気がついたのは遠くの景色の見え方。やけに遠くがはっきり見えるのです。標高1500メートルの高地(富士山五合目ぐらい)で湿度も非常に低いのでそうなるらしいです。
ちなみに暑い暑いと言われていたリノですが、今年は涼しかったです。ていうか初日は寒いぐらいでした。
20分ぐらい車で行くと荒涼とした岩山ばかりのところへ。日本で言うとボタ山ばかりの土地でしょうか。

小さな住宅街に入り、そこを抜けると道のかなたになにやら建物が。
どうやら着いてしまったらしいですΣ(°Д°;≡;°д°)
車を降りるとなんか爆音が!
あのシルエットは・・・シーフューリーじゃないか!?
数瞬の戸惑いのあとに、一気にテンションが上がりました。来ちゃったんですよ、学生の頃から憧れだった聖地に。
入り口のすぐ脇に、バイプレーン(複葉機)とフォーミュラワン(小型単葉機)が入っているハンガーがありました。
早速トニー・比嘉さんに挨拶。喜んで下さってこっちが恐縮します。
それにしても、学校の体育館三つ分ぐらいの広いハンガーにぎっしり飛行機が並んでるというのはスゴイ光景です。

藤森氏の案内で軽くステッドを回ります。日曜日なのでまだまだ隙間が目立ちのんびりした雰囲気。ホント田舎の地方空港と言う風情です。
ただ一つ、マニア狂喜乱舞ものの航空機が並んでる事を除けば(^^
写真で見慣れたものですが、やはり実物は違います。しかも博物館のオブジェ化したものではなくちゃんと飛べる「生きた」機体ばかりですから。存在感で酔いそうな気分でした。
構内でマークさんにあいさつ。藤森氏の知人でリノ・エアレースを統括するRARAと言う組織のスタッフです。
日本語が堪能で日本に住んでるナイスガイ(^^
漫画も読んでくださっていて、劇中の英語の正確さを評価されて気恥ずかしいやら。だって翻訳したのは弟ですから(笑)
初日は見物もそこそこに買い物へ。モーテルが根城になるので色々と生活必需品が必要になるのです。
そこで例のデジカメがホントにダメな事が確定(T T)
泣く泣く立ち寄った家電量販店で代わりのデジカメを買いました・・・orz
でも、店員のお姉さんが美人だったのでちょっと癒されたかな。
夕食は韓国料理店へ。といっても日本料理もちゃんぽんの何でもアリでしたが。
そこでデジカメを確認してみると、なんと説明書が英語ですらなくスペイン語仕様である事が判明
ガ━━(°Д°;)━━ン!
さすがにそれは読めないよ・・・。
しかしそこはハイテク日本の誇るデジタル製品、十数ヶ国語に対応しているので日本語モードもちゃんとありました。
スナップ写真しか撮らないのでこれで何とか・・・。それにしてもこんなことになるとは。
モーテルに着くと、もうバタンキュー。これでリノの初日(出発からは実質二日?)は終わりを告げたのです。
9/12 リノ二日目
二日目〜前日早く寝たおかげですんなり起きられました。荷物を整理して、英語しか聞こえない(当たり前)天気予報を見つつ支度を。忘れないように枕元に1ドル札を置いておきます。
早速フリーウェイを飛ばして一路リノへ。途中朝食を買うためにスクローリーズ(24時間営業のスーパー)へ立ち寄りました。
ここはちょうどリノへ向かう道沿いにあるためか、レース関係者ご用達だそうで、店内も一部リノ仕様。
ばかでっかいサンドイッチを買って入れてもらった袋がこれまたレアベアのイラスト入りの特別仕様でした。
こちらはレジの作法が違うんですね。商品を客が自分でベルトコンベアの上に出して、店員がレジを通して袋に入れてくれる方式になっています。最初わかんなくて、見よう見まねで何とか(^^
プレス申請を済ませ、さっそくバイプレーンの予選を観戦。トニーさん予選だと言うのにバトルしてますよΣ(°Д°)
続けてT−6(テキサン)、フォーミュラ、スポーツ、アンリミテッドの予選が始まりますが、さすがに初日とあってまだまだ調整段階。のんびりしたもんです。スタンドもがらがらで写真がのびのび撮れました。
それでも、王者レアベアが出てきたときは盛り上がりましたが。

ピットを回っていると悲しい知らせが。
ストレガ:エンジントラブル ガ━━(°Д°;)━━ン!
セプテンバーフューリー:欠場 ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
プレシャス・メタル:来てない (´・ω・`)しょぼーん
ただでさえ、ダゴ・レッドがいなくてさびしいこの状況で・・・フェラーリとルノーとマクラーレンがいないF1を想像してみて下さいorz
気を取り直して、アフターバーナーソーセージを。いや、ただのホットドッグなんですけどね?見た目に気を使わない大胆さがまさにアメリカン(^^
午後、グリネマイヤー氏と接触。さすがにお年なので漫画に関してはピンと来てないようでしたが、まあかくしゃくとしているご老人です。
なんせ新しいキットプレーンのブランド立ち上げやらオリジナルのアンリミテッドまで作ってると言うんですから!
それでいて時速500キロ以上出るスポーツクラスで無敵を誇ってるスーパーおじいさんです。
←グリネマイヤー氏の愛機ランスエア・レガシー
夕方、カメラマンの桜井さんとアンリミモデルの神谷さんと合流。このおふた方は藤森さんと連名でリノの写真集を出した方々でもあります。いろいろと楽しませてくださったのですが、その話は後日。
バイプレーンのハンガーの隅にはRARAの事務所やブリーフィングルームがあります。レース結果を張り出すボードもここ。
運良くリノを仕切るCEOのマイク・ホートン氏に遭遇。ここがチャンスとばかりに漫画を見せて好感触。ほっと一息です。
帰りに第1〜2パイロンの裏にある崖へ。主滑走路の末端すぐそばにあるこの崖は、乾湖から続く複雑な斜面沿いに吹く気流を巻き上げる地点で、なるほど悪い気流が生じそうな地形です。かつて、ミス・アシュレイがクラッシュしたのもこの場所でした。

帰りにタコスを買って夕食。部屋に戻ってから足が痛いので靴下を脱いで見ると・・・右足の小指がはれ上がってました。普段歩いてないとこういうときに無理が出ますね・・・(^^;
(三日目へ続く)