9/13 リノ 三日目(前編)

腫れ上がった右足の小指は、歩くとこすれて痛いったらありゃしないので、苦し紛れにティッシュで患部をぐるぐる巻きにして触れないように。直接こすれなければ何とか歩けるトコまでになりました。


で、朝はマックで。こちらのマックも朝はハンバーガー売ってません。さすがのアメリカ人でも、朝から食べれないってことでしょうか(^^
店内は、飛行機の絵画やらが飾ってある地元仕様。昨日のスクローリーズといい、エアレースが地元に密着したイベントである事が感じられます。

恒例のプレス手続きに行くと、とんでもない事態が。
いまさらパイロンパスを支給されて無いことに気づきます。あわてて申請すると、向こうが忘れていただけのようで一安心。このパイロンパスは、プレスパスとは別物でこれが無いとパイロン下には行けないのです。

トニーさんの予選を見届けて、時間のあるうちにとコースの端っこの第6パイロンへ。
ここは、スタンドから見たコースの左側最深部にあるバックストレートの入り口で、会場外から手の届きそうな距離でレースを見れる通好みの場所です。鈴鹿で言うと200Rからスプーンみたいな所。スタンドからは距離があるところも似ています。
そして、ここでとんでもない場面に出くわしたわけで。

すでに陣取っているキャンピングカーの群れのそばに車を止めて、金網沿いに林立している電柱を掠めるように飛んでいくフルスロットルの機体を見物することしばし、異様に巨大な機体が飛んできます。

#1 グラマンF7F“タイガーキャット”
米海軍の双発戦闘機で、マスタングなどと比べるとその巨大さが際立ちます。それが2000馬力×2の轟音を響かせて巨大な翼をひらめかせる様は迫力満点。


その威容に目を輝かせていると、赤・青・白のトリコロールに塗り分けられた一際派手な機体が登場。
#11 “ミス・アメリカ”でした。
と、いきなり破裂音がして、目を向けると煙とともにミス・アメリカから破片が散っているのが見えました。さすがの藤森さんも慌てています。機体 は煙を引いて上昇、高度をとり空港右側の横風用滑走路へ滑り込んでいきました。高低差のあるリノは、結構丘の向こう側が見えない事があって、このときもそ の着陸のシーンは見れませんでしたが、無線では大丈夫そうなのでほっとします。
とか思っていると、今度は紫の機体が白い煙を!一日に二度もこんな場面に出くわすなんて( ̄□ ̄;)!!

10/9 リノ 三日目(後編)

紫の機体、#5"ヴードゥー”が、薄い煙を引いてコースから外れます。すなわち、金網の外にいる我々の頭上を飛んでいくと言うこと。一緒にあがっていたマスタングがチェイスして無事滑走路へ。
それにしても目の前で立て続けに二機もエンジントラブルとは・・・(ノД`)

第6パイロンからの帰り、見慣れない道があると言うので入ってみると、小規模な住宅街に入りました。そのまま進んでみると突き当たりがちょうど空港のフェンスで、絶好の観戦ポイントになっています。さっきの場所と違って電線も無いので写真を撮るにも好都合。
それにしても、去年までは無かったと言いますから、ステッド周辺の宅地開発は相当進んでいるようです。こんな僻地に住むのかと思いますが、リノのダウンタウンには職があるのでしょうか?

会場に戻ると、昼時ということで腹ごしらえ。
藤森さんお勧めの真っ赤なキャンピングカーで店を出しているハンバーガー屋さんに行ってみます。


メニューも豊富でしたが、まずはスタンダードなチーズバーガーから。これがデカイΣ(°Д°)どーやってかぶりつけと言うのか途方にくれるほどです。そのせいで写真を撮り損ねました(^^
でも味は絶品!これは文句無く旨かったです。


ピットのほうへ行くと、ストレガのハンガーに人だかりがあります。作業しているクルーの表情からしても、状況は芳しくなさそう。どうやらエンジンを交換しようとしているらしいのですが・・・。

レア・ベアの前でパイロットのジョン・ペニーを発見し、早速アタック。第一話の見開きを見て喜んでくれました。なんと名刺交換まで(笑)名刺と言う文化はどうやらアメリカで定着しつつあるらしいです。
ホントに穏やかないいおじさんでした。とてもレーサーには見えない。
続いて、アンリミの隣のテキサンクラスのピット街へ。WARLOCKというトップチームが藤森さんと親しくしていて、紹介してもらいました。いきなりビールを勧められてもうどうしようかと(^^

アンリミの予選が終わって陽が落ちる前、ドラゴンエイジ用の写真をトニーさんと撮ることになりました。バイプレーンの主力であるピッツは、とにかくびっくりするほど小さな機体で、ただ押していくだけなら一人で動かせます。実際は方向を制御するため3人で押すのがセオリー。
その撮影で、ピッツのコクピットに座らせてもらえることになりました。飛行機のコクピットに座るなんて初めてですよ!
手順を聞いて、トニーさんの補助を受けて何とかもぐりこみます。
とにかく驚いたのが、コクピットに収まると視界がひどく制限されること。特に真正面はエンジンのせいで何にも見えません。トニーさんいわく、常に視点を定めることなく左右の空間を広く見る事が重要なのだとか。
ちなみに撮影中、トニーさんは尾部を持ち上げてがっつんがっつん揺らしてくれました(^^

日が暮れて、夕食はトニーさんを囲んで日本人プレスが集まりました。場所はダウンタウンの一角にある中華料理屋さん。
いやー、リーズナブルで味もなかなかでした。
同席した神谷氏と模型談義。スケールモデルに対する氏のポリシーは結構目からうろこでした。ていうか次回作を聞いて興奮しましたよ。いつかファイアバードを作ってもらえるように、頑張ってマンガを描きます(°∀°)ノ

なんとか三日目も無事終了。例の小指は部屋に帰ってみてみると見事に豆がつぶれてました。巻いていたティッシュが上手いことその体液を吸い取ってくれたようでひどいことにはなってないようです。あとは化膿したりしない事を祈るのみ。


(四日目に続く)