9/12(2日目) 白の衝撃

今日は朝一でトニーさんのクオリファイ。ステッドに到着すると、プレスゲートすぐ横のバイプレーンのハンガー前には見慣れない双発の水上機が。これって・・・シコルスキーッスか( ̄□ ̄;)!?


いや驚きました。多種多様の珍機・古典機が集うリノですが、まさかこんな大物と出会えるとは…。脇の方にはカナディアンセイバーが置いてあって、「FOR SALE」と書かれています(笑)
驚きもそこそこにハンガーに入ると、#31“Tango-Tango”が出撃寸前。浅い角度の陽光を受けて白い機体がランプへと向かっていきます。前日の話ではトニーさんいわくかなり感触は良いとのこと、期待は高まるってもんです。真っ白な機体はやけに赤が多い今年のラインナップの中では目立ち度抜群です。判別しやすいので、オフィシャルからの評判もいいとか(^^


そして始まったプラクティス、一回目は他機とかち合ってしまいやや遅れたかと思ったものの、クリアーになった二回目で観ていてもはっきり分かる速さを見せてくれました。手動の計測でも一分をきっているらしく、これはえらい事になるかも…!
そのままアンリミのプラクティスを観戦。レアベアが豪快にタキシングしていきます。今回レアベアのパイロットはあのロン・バッカレリ。一体どうなるのか興味深いところです。

ロン・バッカレリ駆る#77“Rare Bear"

トニーさんのクオリファイが終わったところで、ピットをぐるっとひと周り。真っ赤なF2Gスーパーコルセアが一際目を惹きます。このとき写真を撮りまくったのが#9“Cloud Dancer“。銀色に赤のアクセントが美しいマスタングです。劣勢のマスタング勢の中でも気を吐いている期待の一機。今年はレーシングエンジンに換装した上に翼端をカットしたりキャノピーを改造したりとかなり気合が入ってました。


軽く一回りして遅めの昼食をとります。今回は去年もいただいたあの赤いトレーラーのお店のハンバーガー。ここは本格的にレースが始まると混雑するので、楽しむなら今のうちってヤツなんですよ(^^ やっぱりこのハンバーガーは美味いです。今年はちゃんと写真を撮りました。


素材用の撮影を兼ねてアウターへ。アウターというのは会場外からコースを観ることが出来る第6パイロン付近のフェンス際のことです。舗装された道など無い荒野の道なき道を走るのに、四駆が大活躍ですよ(^^
第6パイロンで観ていると、下位の機体から始まって徐々に役者がそろってきます。まずはF2G、見た感じ調子は良さそうです。チェックメイトは腹を見せて飛ぶシルエットがまさに二式戦。シーフューリー全盛の中、小柄で頭でっかちなシルエットが新鮮でちょっと惚れました。そして現れたのがもう一機の紅の翼、#4“Dago Red”!爆音を振り切って飛ぶ姿は鳥肌もの。見た目にも速さが感じられます。しかし、二周ほど80%ぐらいのアタックを行った直後なにやら異変が…何か煙引いてるんですけど…orz
去年のミス・アメリカやブードゥーといい、この第6パイロンに自分が来るとろくな事が起きない気が…。

気を取り直してアウターからさらに奥へ。いわゆる起伏のある荒野が連続する地帯です。ラッキーストライクのCMとかでも出て来そう。奥のほうから見下ろすステッドの全景は新鮮な視点でした。第3から第4〜5パイロンにかけての起伏の激しさがよく分かります。
そういえば、奥地に行く前にガススタンドで飲み物を買いました。そのコンセプトは「なるべくヤバ気なエナジードリンクを買う」とうもので、リポビタン系のドリンクが少ないアメリカではこういったレッドブルなどのカフェインたっぷりドリンクの種類が豊富です。
自分が買ったのはコカコーラ社の「フルスロットル・フューリー」。名前が名前だけにこれは買わないと(笑)皆で飲み比べをしましたけどまあなんと言うか微妙な味なのはどの国でも一緒ですね。


去年見つけた穴場のフェンス際では、地上を駆け抜ける早歩きの鳥を目撃。みんなでヤンバルクイナがいると盛り上がります。なにやら色んなところで見るこの鳥、桜井さんたち初めて見たそうで謎だったのですが、後でトニーさんに聞いてみたらカルフォルニアウズラという鳥だそうで非常に美味しいそうです(^^ちなみにリスも見る事が出来ました。荒野ではありますが、結構生き物がいるのです。
撮影:神谷直彦氏

ここではストレガやブードゥーを見れました。両機ともやや高度が高くアタックの気配を見せないのが心配。そして現れた今年初参加の#33“Stead Fast”はチェックメイトと同じYak系の空冷レーサーなのでシルエットも一緒の二式戦風。まるでGMカスタムのようなまったりとした薄い鶯色の塗装がちょっとレーサーらしくない不思議な機体です。

午後遅く会場に戻って再びピットへ向かいます。水曜日までは客はほとんどいないのでウォッチングするには絶好の環境。夕日を浴びて銀色の機体が一番美しく輝く時間帯です。
ブードゥーのピット前では神谷さんがつかまってました(^^ 実は今神谷さんが作っているエアレーサーはブードゥーなのです。来年にはきっと完成品がリノで見れるはずです。
この機体の写真は多めに撮ってます(^^

そのあと、プレシャス・メタルのピットへ行ってみると…ロンが居た━━━━━(°∀°)━━━━━!!! 早速挨拶して本を手渡します。ロンが出ているページを見せると大ウケ、大変喜んでくれました。よかった・・・。
そして、あるページを見てロンが質問してきました。第7話の「コントラ・マスター」のくだりです。その造語の意味を説明すると、スタッフ一堂いたく気に入ってくれたみたいでその二つ名を連呼していて、作者冥利に尽きる一幕でした。ロンはやはりレア・ベアのプレッシャーからかちょっと痩せた印象です。それでも、自分が関わっているリノ映画の説明もしてくれて、ワタシの関係者廻り第一弾は好評のうちに終了したのでした。

ハンガーに戻ってトニーさんのクオリファイの結果を聞いて仰天!189マイル( ̄□ ̄;)!!全体で7位、飛んでいない二機の動向次第ではゴールドクラスに入ってしまうかも知れないと言うではないですか。こ、こんなスゴイ展開になるとは思わんかった・・・。


とっぷりと日が暮れて暗くなったステッドを後にして、夕食はトニーさんご推薦のバフェ・レストランへ。いわゆるバイキング形式です。
6ドル90セントで食い放題、値段の割りには十分美味しくてお腹一杯になれました。バイキングだと不足しがちな野菜をたくさん摂れるのがありがたい限り。素揚げっぽいチキンがホント美味かったですよ。

(3日目に続く)